高野山町石道

2007年4月15日
荒松(記録)


  最後の急登を登ると、大門である
  空の青と大門の朱色の輝きは、
  私達の流してきた汗の輝きでもある
  慈尊院境内にある180町石から高野へと至る長い道のりを
  私達は、歩ききったのである
  平凡な上り下りに終始する杉林の間をぬける山道も
  山にいる、ただそれだけで満足する者にとっては
  時々の展望と小さな花だけがあれば充分であった
  仏を求める高野への、いにしえの道は
  私にとって、人生の午後にふさわしい山旅であった

感謝して唯感謝して日を送れ、仏の御心我に問うなり (根本大塔にて)


(荒松)